第14回社会医学若手フォーラム(3月17日)のご案内

講演者: 千島 佳也子氏

Posted by 社会医学若手フォーラム on February 27, 2025 · 1 min read

第14回社会医学若手フォーラム(3月17日)のご案内をさせていただきます。
今回は、千島佳也子氏(独立行政法人国立病院機構本部DMAT事務局)から災害時における保健医療福祉に関する支援調整の重要性についてお話いただく予定です。

これまでと同様にランチタイムに開催いたしますので、昼食をとりながらぜひお気軽にご参加ください。

開催概要

日時

  • 2025年3月17日(月)午後12時05分~12時55分

場所

  • オンライン (Zoom)

対象

  • 社会医学若手フォーラムの趣旨に賛同する研究者

内容

登壇者による自己紹介、研究・実務内容の紹介および質疑

  • 登壇者
    • 内容の紹介および質疑
      ・登壇者
      千島 佳也子氏(独立行政法人国立病院機構本部DMAT事務局)
  • 演題名
    • 災害時の支援調整の重要性

参加費

  • 無料

申込方法

申込期限

  • 2025年3月12日(水)

問合せ

  • 山本琢磨(兵庫医科大学法医学教室) shakai.wakate [at] gmail.com

タイムテーブル

  • 12:05 趣旨説明
  • 12:10 演者による講演
  • 12:30 質疑応答
  • 12:55 終了

演者詳細

千島 佳也子

所属

独立行政法人国立病院機構本部DMAT事務局

主な所属学会

日本公衆衛生学会、日本災害医学会

略歴

  • 2000年4月 正看護師免許取得、兵庫医科大学病院救命救急センター就職
  • 2014年3月 兵庫医科大学病院退職
  • 2014年4月 国立病院機構災害医療センターDMAT事務局入職
  • 2019年3月 帝京大学大学院にて公衆衛生学修士取得
  • 2014年4月以降、国内災害対応に従事

演題名

災害時の支援調整の重要性

発表要旨

 災害時の場当たり的な支援は、影響を受けた地域社会や人びとにさまざまな影響をもたらす。2004年に発生したインド洋津波の教訓を踏まえ、国連では支援の責任を明確化し支援のギャップや重複を避けることを目的にCluster approachが導入された。災害時の支援調整の重要性は、これまでの国内災害においても明確であり、保健医療福祉の分野にとっても例外ではない。国内災害時の保健医療に関する支援の調整については、平成29年4月に発生した熊本地震での対応をきっかけに整理された。同年7月に厚生労働省より大規模災害時の保健医療活動に係る体制の整備について、被災都道府県庁内などに保健医療調整本部を設置し様々なニーズの把握とリソースの調整を一括して行うよう通知が発出された。同通知は令和4年7月に福祉の分野の重要性も踏まえ、福祉も追加された。災害時における保健医療福祉に関する支援調整の重要性について紹介したい。